転勤や進学、就職で引越ししなくてはならないのに、引越し会社が見つからない。日程や金額の調整がつかない。ここ数年で、思うように引越しできない「引越し難民」が話題です。
私は転勤人生で今まで約13回引越ししています。これまでの経験から、何とかして、引越しするための方法をお教えします。
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年々3月4月の引越し難度は上がっている
ニュースでも取り上げられるほど、引越しが困難になっています。毎年3月から4月にかけては、企業の転勤や新入学・新生活で動く人が増えるために一年のうちで引越し件数が最も増えるころです。
数年前から話題にあがってはいましたが、昨今は異常です。引越しをしたくてもできないという事態に陥ってしまった人が出てきています。そんな状況をあらわす「引越し難民」という言葉まで誕生するほど。国が注意喚起するほどのレベルです。
早めに対応するのが一番の対策であるのは分かります。ですが、自分で決める引越しならばいざ知らず。会社がこちらの都合を無視して、否応なしに異動を言い渡すのですからたまりません。繁忙期では見積もりをとろうとしても業者から断られる始末。
2019年も、引越し難民がでそうだという報道もあります。
我が家も前回のピーク真っただ中の引越しは、某引越し会社から「まともにいけば100万」と言われました…。引越し見積もり比較を早めに使って、対策を!
4年前の3倍の引越し料金に
同じ条件で引越しをした4年前の価格よりも、3倍の見積もりを提示された人もいます。
経新聞2018年3月27日付2面で取り上げられていました。大手のアートコーポレーションとサカイ引越しセンターですので、怪しげなモグリの業者がふっかけている値段ではありません。
記事によれば、4月中旬以降になれば大幅に安くなるとのことです。そうは言っても、子どもの学校や仕事の関係もあります。記事の家族は市内の引越しなので、引越し日を遅らせ数日は旧居から新しい学校へ通うことにしたそうです。近場の引越しなら、こんな手も使えますが遠方ではどうしようもありません。
4月1日から出社するために、荷物だけを前倒しで引越しする人もいます。家財のない部屋で寝泊まりするのは不便で、単身者しか使えない手です。
一番手間がかからず安く引越しできる方法は、時期をずらすことです。
ですが、たいていの企業や官公庁は特別な措置はとっていません。ニュースで取り上げられた茨城県庁の例もあるくらいです。繁忙期ど真ん中の引越しで、ギリギリに依頼したものの受けてもらえなくて職員が自力で引越したそうです。もっと早くに動けたでしょうに。この泥縄感…。
勤め先がどうにかしてくれるとは、最初から考えない方が精神衛生上良いですね。
引越し難民が生まれる理由
引越し難民が生まれるようになった理由は、人手不足の深刻化です。
トラック運転手や作業員不足が限度を超え、物理的に仕事を受けられないのです。ネット通販が一般化し、きつい肉体労働の引越し業界から条件の良い宅配業者に人が流れています。需要と供給の理屈で、引越し料金が上がるのです。
働き方改革も影響しています。以前ならば、稼ぎ時は休日返上で残業もいとわなかった業界も変わってきています。社員の長時間労働を避けるような方向に進んでいるのです。
この先も、繁忙期に引越ししづらい状況は続くでしょう。
日程をずらせない引越し難民の対応策は?
■自力で引越し作業を行う
近場への引越しに限られますが、自分たちで家財を運ぶ方法もあります。
ただし、大前提として人手を確保できること。冷蔵庫や洗濯機も単身用のサイズでないと、ホント腰をやられます。エレベーターが使えるかどうかも確認を!素人が階段で冷蔵庫を運ぶのは至難の業です。
取り外しや設置も、やり方は理解していますか。エアコンなどは手間がかかります。冷蔵庫や洗濯機の水抜きも前日に行う必要があります。
また、車も必要です。レンタカーで借りればいいだろうと考えるかもしれません。ですが、そこは繁忙期の恐ろしさ。考えることは皆同じです。3月4月は引越しで使えそうな車は出払ってしまうのです。
■家財宅配サービスを利用する
宅配サービスでおなじみのヤマトホールディングスでは「らくらく家財宅急便」というサービスがあります。電話一本でベッドやソファーを梱包から開梱、設置まで引き受けてもらえます。
引越し難民を救ってくれる同様のサービスは佐川急便なども行っています。
■不用品を売って荷物を減らす
家財さえ減らすことができれば、自分で荷物を運ぶのも格段に楽になります。捨てるには忍びない家電や家具は、売って引越し代の足しにしましょう。個人が販売できるルートはいくつかあります。
■フリマアプリの活用
フリーマーケットアプリのメルカリでは年度末には、引越しの荷物を減らす目的で出品されたと思われるものが多く見られます。ヤフオクでもいいでしょう。ただし、普段から使い慣れていて、買い手がつくのを待っている時間がある人向けです。
アプリでちまちま出品するのが面倒ならば、インターネット上で見積もり依頼をし価格に納得がいけば即買い取ってもらえるサービスも手っ取り早いです。
■訪問買取サービスの活用
コレクションなどもかさばり、破損の恐れもあるので引越しには不向きです。
引越しを機会に処分するのならば、スピード買取.jpが対応が早く、全国に対応しています。
電話から最短30分で自宅に来てくれるのも助かります。
■宅配買取サービスの活用
家にいる時間が少ない。部屋に人を上げたくない。
平日働いていれば土日に予定を入れるのも嫌ですよね。そんな人には、不用品を宅配便で送って買い取ってもらえるサービスが便利です。
ネットのフォーム入力や電話、LINEなどで申し込めば、運送業者が自宅まで引き取りに来てくれるものなどあります。送る前に大まかな査定が分かるのが、ここの利点ですね。本人確認書類と不用品を段ボールに詰めて待つだけです。査定結果に納得できたら、即入金されます。
■今年は難しいかも…引越し+買取処分
\不用品処分と引越しが一気にできる/
個人的にはおすすめです。特に不用品が多い人です。引越しと買取が同時に完了するサービスは、手間がかからない!
辞令が出てからやることは山ほどあります。そんななか、不用品をまとめてきれいに掃除して、ジャンルごとに専門店へ持ち込む。全部買い取ってもらえれば御の字ですが、そんな甘くはありません。
買取拒否の品を持ち帰り、今度はゴミとして処分するために自治体に回収を申し込む…。しかも有料です。
引越しの見積もりはやらなければなりません。その引越し見積もりで、不用品の処分も丸投げできるのです。素晴らしい。
引継ぎや送別会続きで時間がない転勤族。ワンオペで引越し作業に忙殺される転勤族の妻。
ワンオペ引越しについてはこちらをどうぞ。
業者はいくつかあります。トレファク引越の場合は、買取と引越しの見積もりを同日に行う点で秀でています。売る家財も引越し直前まで使うことができるので、生活する上で便利です。
さらに、メルカリやヤフオクとちがい、売れ残ったものの処分に頭を悩ませる必要がありません。
訪問見積もりに来てくれ、すべてではありませんが価格が付かないものも無料で引き取ってもらえます。
自分で処理するとなると、費用もかかります。食器棚で2000円、冷蔵庫・テレビで7000円、それに収集運搬費が積みあがります。我が家の前回の引越しも、ギリギリのスケジュールのなか不用品の処分に時間とお金を無駄にしました。
買取可能なものなら逆にお金がもらえます。売れなかったとしても、無料引き取りもあります。
・安く引越しが出来て大変満足です。友人にもおすすめしています。
・見積もり時の服装や言葉使いが丁寧でしっかりしていて好印象でした。
・担当者の対応が丁寧で、安心して引越し日を迎えられました。
・引越当日、とにかく作業がスムーズで早かったです。
・スピーディーかつ丁寧な作業で安心してお任せできました。特に女性スタッフの方の細かな配慮がうれしかったです。 引越しは10回以上していますが、見積もり担当者、作業員どちらにもここまで満足感が高い引越しは初めてでした。
・引越し当日も手際よく作業して頂き、予想よりも早く引越し完了して頂けました。お勧めできる引越し業者さんだと思います。
・作業がすばやく丁寧で、大変感心致しました。機会がありましたら、是非友人に紹介したいと思います。
・家具の組み立てのコツなどアドバイス頂いて嬉しかったです。
・買取り、不要物の処分、大変助かりました。有難うございました。
市の粗大ゴミ受付も日程的に間に合わず、不要品の処分に困っていたのですが、快く対応していただいて助かりました。
■シェアリングで車とドライバーを手配
大手はいっぱいでも、手が空いている個人業者は存在します。
日経新聞2018年3月29日付2面で取り上げられていました。スケジュールが空いているトラック運転手と依頼者を仲介するスマホアプリがあります。
PickGoというアプリで依頼すると複数の運転手から反応があり、その中から条件が一番良いところを選ぶことができるようです。
■トランクルームで保管
同じく、日経新聞2018年3月29日付2面によると、引越し繁忙期にはトランクルームの利用も増えるそうです。海外組はけっこうな割合で利用しているイメージがありますね。
例年2月3月は家財を保管する利用者が年間平均の2倍になるとか。今年に限っては、4月、5月に利用したいという申し出が多くなっています。
トランクルームの料金や使い勝手を5社比較しました。もし利用を検討しているなら、参考にどうぞ。
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