急な転勤でお急ぎの方へ。
結論から言うと、人気の地域は
地下鉄南北線の沿線エリア。
北は「泉中央(いずみちゅうおう)」南は「長町(ながまち)」で決まり!
転勤族の子で、転勤族の妻でもある私です。
当然周囲には転勤族ばかりでした。
皆が口をそろえて「仙台はいい」とコメントする絶賛する人気ぶり。
札幌・博多と並んで、転勤族が終の終の棲家にしたいランキング上位の地域ですね。
私は生まれが仙台で、実家も仙台にあります。
今は離れて暮らしていますが、地元民として良い点も悪い点も知っています。
人気ばかりが先行する仙台ですが、実際転勤族が住むのはどうかなぁと感じるエリアもあります。
地元の人の話は、嘘ではないけれども「住めば都」で自分のところが一番になりがち。
よそから来て、また数年後には去っていく人にとっての住みやすさは変わってきます。
あくまで転勤族視点で、子どものいる転勤族が住みやすいエリアをご紹介します
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杜の都「仙台」について、ざっくり把握しよう
ほどよく都会、ほどよく田舎
人口は108万人を超え、東北地方で唯一の政令指定都市です。
東北と聞いただけで拒絶反応を示す方もいるかもしれませんが、東京からは380キロ。
東北新幹線で東京から1時間40分くらいの距離です。
日帰り余裕でできますよ。
東北のほかの地域からしたら恵まれています。
支社支店が多い仙台。
石を投げれば転勤族に当たるといっても御幣がないくらい転入者の多い街です。
東北大学をはじめ福祉大や東北学院大学もあり、学生に占める割合も高くなっています。
そのため、閉鎖的な東北地方の中では、比較的開放的な雰囲気は漂っています。
仙台人の人間性
とは言え、みちのくと呼ばれ雪深い地方都市です。
商売ではちょっと前まで、「殿様商売」と揶揄されるような売らんかなの姿勢もありました。
よそから来た人を受け入れる姿勢も、南の方ほどはざっくばらんな雰囲気ではないです。
地元民の集まりでは、出身大学よりも地元で名門とされる高校出身の人が幅を利かせていることも。
また、東北の中心的な存在と自負しているだけに、仙台人のプライドは高いです。
東京や大阪などから赴任して、上からものを言うようだと一気に心を閉ざされます。
「〇〇は仙台にはないんだ」「案外なまってないんだね」などとうかつに言ってはなりませんよ。
仙台は、東北の各地から人が集まってくる地域です。
だからこそ、仙台人は自分のところが一番と信じています。
そして、ほかの土地に出たことがない人も多いのでなおさらなのです。
親の代から仙台という人と接する時には、ちょっと注意してくださいね。
…何だか、仙台人の印象を悪くしてしまったかもしれません。
ですが、良いイメージばかりが先行して現地でがっかりしないように、あえてマイナス面も知っておいて欲しいのです。
まあ、相手を尊重しつつ普通の対応をしていれば、温厚で新しもの好きの人たちです。
仲良くなるまでに時間はかかりますが、いったん心を許せば親身になってくれるはずです。
仙台の気候
どこの地域と比較するかで捉え方はちがってきます。
東北ですので冬はもちろん寒いのですが、積雪はたいして多くはありません。
青森や岩手のように、雪で路面が覆われることも年のうちに数日でしょうか。
とは言え、車用の冬装備や、雪かき用具はもちろん欠かせません。
暖房器具も、エアコンだけでは心もとないですね。
山の方の住宅には灯油用のタンクが備え付けられています。
消費量の多い冬場には、スーパーや生協で灯油の宅配サービスもあるんですよ。
ですが、山の方でなければ冬場に水道が凍結することもまずありません。
ないのですが、この際ですからやったことのない人は、水抜きの手順について一度調べておいた方がいざという時安心です。
重要 仙台の冬を乗り切るために冬対策の記事も読んでおこう!
夏場は、東北と言えど暑いです。
実家へ帰省した時の体感では東京ともそれほど変わらないくらいです。
もちろん、エアコン必須です。
暑いですが、夏自体は短いです。
それだけに、東北の夏祭りは盛り上がりを見せるのです。
七夕は微妙ですが、仙台を拠点に東北の夏祭りを楽しんでくださいね。
仙台は青葉祭りやジャズフェス、SENDAI光のページェントが必見です。
毎年変わり映えしないのと、祭り期間中の混雑が原因です。
朝方は、通勤時七夕かざりをのれんのように雑にくぐって通勤するサラリーマン続出。
普段のランチも扱わなくなるので、七夕中はお弁当持参する方が間違いないです。
秋田の竿灯、盛岡のさんさ、青森のねぶたも短い期間ですので行っておきましょう!!
仙台の交通
JRと地下鉄
仙台市内を通る電車は、JRと地下鉄があります。
JRは東北本線・仙石線(せんせきせん)、仙山線(せんざんせん)となりますが、もともと地元の方はともかく転勤族があえて住むメリットはあまり考えつきません。
仙山線は「風が吹くと止まる」と地元では言われていました。
本数や利便性を考えると、現実的に転勤族が利用するのは地下鉄でしょう。
日本一料金が高いと言われている、地下鉄南北線・東西線です。
私が住んでいたころは、南北に走る南北線しか路線がありませんでした。
他県からくる知人には「何線で行けばいいの」と聞かれ、何線も何も1本しかないんだよなと複雑な思いをしていたものです。
ともあれ、東西線もでき、よその人に堂々と地下鉄で説明することができるようになりました。
元々ある南北線は、北の副都心(というのははばかられますが)泉中央(いずみちゅうおう)から、仙台駅を通り南の副都心富沢(とみざわ)までを結んでいます。
朝の通勤通学の時間帯には、数分に1本の間隔で電車がありました。
10年ほど利用していましたが、止まったことは1度だけでしたね。
この南北線沿いが通勤で利用しやすく人気の学区もあり、商業施設や文化施設にも恵まれています。
転勤族が選ぶとすれば南北線沿いです。
単身赴任ならば、上杉(かみすぎ)などもっと中心部でもいいでしょう。
東西線はできて日が浅い路線ですが、経営大丈夫かなと心配されているようです。
個人的なイメージとしては、休日に仙台市民憩いの場の「八木山動物園」や「仙台市博物館」に行く時は便利ですが、ほかに利用するシーンが浮かびません。
卸町や六丁の目も仕事では行くこともありますが、発展しているわけでもないですし…。
転勤族向けの住まいも充実しているとは言い難いですし、今のところはお勧めしません。
バス・車
地下鉄は市内を十字に走っています。
バスはあまり利用しやすいとは言えないかもしれません。
基本的に(地方はどこもそうですが)車社会です。
東京のような都会のバスを想定していると驚くかもしれません。
路線や地域によりますが、本数が多くない地域もあります。
冬場は雪で遅延することもあります。
市の中心部を離れると西側、北川には高さがある地域も多いです。
標高が高いところだと、数センチの差ですが積雪量も多く気温も下がります。
大昔、八木山方面では、雪が降ると坂を登れなくなった路線バスから降ろされることがありました。
ここから先は徒歩でどうぞ、ということですね。
それならば、車通勤にすれば住まいの選択肢も広がるのでは?と考えた方いますよね。
ですが、仙台駅を中心に幹線道路は一本。
ご想像の通り、朝夕の通勤時間帯は混雑します。
雪のない時期はまだいいです。
最初にドカ雪が降った日なんて、目も当てられませんよ。
重要 車を持っている人は要注意!雪国の掟
仙台の空港
全国転勤であれば、帰省で空路を選ぶこともありますよね。
国内の各都市へ路線が出ています。
大手航空会社とLCCで、アジア諸国とハワイへの定期便とチャーター便が運航されています。
長町から出ている仙台空港線を利用すれば、大きなスーツケースがあってもラクラク移動できます。
航空機利用が多いなら、最初から長町という選択もアリですね。
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子育て世代の転勤族におすすめのエリア
無用のトラブルを避けるなら
転勤族の多いエリアが無難!
現役転勤族の私からすると、やはり便利なのは転勤族の多いエリアがベストです。
よけいな摩擦もないですし、転勤族同士ならお付き合いもさっぱりとしています。
転勤族の多いエリアの学校は、転校生の受け入れに慣れています。
ヘタに地元民ばかりのところだと、転校の手続きで戸惑われたり子ども同士で言葉をからかわれたりと、余計なストレスを感じるかもしれません。
参考 転校生のランドセル事情について知ってますか?
数年ではなく腰を据えて住むならば、中心部からちょっと足を伸ばして…というのも賛成です。
ゆったりとした環境で、アウトドアの趣味も充実させたいのならば地下鉄沿線にこだわらなくてもいいでしょう。
ですが、転勤族は住んでも数年です。
悪いことは言いません。
人気の地下鉄南北線の沿線エリアにしておきましょう。
地下鉄南北線は、地図の通り仙台駅を中心に、北の「泉中央」から南の「富沢」駅までの区間です。
そのなかで、家族に人気なのはまず誰に聞いても「泉中央」と「長町(富沢)」です。
北の泉中央エリア
地下鉄の駅には商業施設が入り、ショッピングモールの「セルバ」にも直結しています。
泉区役所も図書館も、科学館(子どもを遊ばせる公的な施設も入っています)や、七北田公園もあります。
この公園は夏は花火の会場となります。
植物園があるので散歩がてら温室を見学したり、ムーミンエリアで遊んだり。
地元民、転勤族を問わず家族連れに人気で、いつもにぎわっています。
水の流れる場所もあるので夏も涼めます。
ベガルタ仙台のホームスタジアムも徒歩5分ほどです。
コンサートなどの会場となるイズミティ21も隣接しています。
スポーツクラブも、飲食店もあります。
子どもを休日遊ばせるにも事欠きません。
ファミリー向けのマンションも多く、日常の買い物も好みの場所を選べます。
いい場所だと思いますよ。
ただ、難点は若干家賃が高めなこと。
そして、仙台の中心部では降っていなくても泉では雪があることも。
応用さらにおすすめするなら
泉中央から南下すると、八乙女、台原などとなります。
古くからの住宅地で、若干さびしい印象を受けます。
台原森林公園は科学館も敷地内にあり、マラソンコースにはぴったりです。
泉中央までもそう遠くないので、家賃との兼ね合いからこのあたりでもいいかもしれません。
南の長町エリア
長町駅から徒歩2分のところにあすと長町があります。
都市再生機構による都市計画事業で整備された南部の広域拠点ですね。
文化・産業・生活拠点となる施設が集められています。
IKEA、コーナン、ヨークベニマル、やまや、ゼビオアリーナ仙台などが完成しています。
最新の事情を知らないので、具体的な施設名などは最新の情報を調べてください。
長町南は仙台の中でも規模の大きいショッピングモール、MALLと直結しています。日用品から家族の洋服、食品雑貨と大抵のものはそろいます。太白区役所もあります。引越し関係で必ずお世話になるので、近いに越したことはありません。
南ではこの長町が一番人気で、転勤族も多く住んでいます。
子どもの数も多く、親子で友達作りもしやすい場所だと思います。
また、通勤の際にJRと地下鉄の2ルートがあるということも特筆すべき点です。
応用さらにおすすめするなら
長町のお隣「富沢」も長町に次いで人気です。
昔は仙台市体育館しか印象になかった場所ですが、区画整理が進み新しいマンションも増えています。
駅前にイオンタウンもできました。
これから発展するエリアです。
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