引越しまで時間がない! 急いで物件探しをしなければならないしんどさ、よく分かります。
私は13回の引越し経験があり、今も全国転勤中です。今までの経験で得た住まい選びのポイントを教えます。よろしければご参考にしてください。
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どこに住むか?住まいの環境が暮らしの質を決める!
妻や子どもは家にいる時間も長い。だからできるだけ快適な住まいを探そう!
転勤先で住まいを会社が用意してくれるならばラッキー。取りあえず自力で家探しをする必要はありません。
それでも、社宅なり借り上げの住まいは自分で選べません。実際に住んでみて不満なこともあります。実際、同じ会社の人で周辺環境が悪く、全額自費で引越しされたケースも知っています。
社宅の建物や環境が悪ければ、ほかの社宅に変更してもらうことができる場合もあります。これは、会社や社宅の空きによりけりです。それでも、最初からあきらめずにダメもとで会社に掛け合いましょう。
参考 【経験者は語る】社宅のメリットは安いだけじゃない!
社宅がそもそも存在しない場合どうするか。基本的には社宅が用意されていても、転勤先ではないことも。我が家の場合、前回の地域がそうでした。
自分で一戸建てなりマンションを探すことになります。土地勘も時間もない中での戦いですが、快適な暮らしのためには住環境をおろそかにすることできません。子どもがいれば、通う学校も住まいで決まってしまいますから。時間の許す限り、しっかりと下見をして後で悔やむことのないように!
内示から引越しまで時間がない転勤族は多いです。うちは1カ月前に知らされるのでマシな方です。2週間前、一番短い人では1週間という気の毒な方もいました。
実際問題、下見にかけられる時間はわずかです。それが何百キロも離れた遠隔地ならなおのこと。
参考 下見に行けないときに使えるワザ
住まい選びのチェックポイントはここを見よう
評判のよい学区は、そのまま住みやすい地域。地元の評判も調べよう。
次々と物件が埋まっていくなか、焦りながら探します。自分なりにチェックして「コレだ」と物件を決める。それでも、しばらく経ってみると出てくるんですよね…。
駅近くで生活に便利だと思ったら、車の通行量が多くうるさい。近くの工場の排気が風向きによって流れてくる。近所の公園が不良のたまり場だった。夕方の下見だったので、昼間の日当たりの悪さに気づかなかった。
住んでみなければ分からないことはあります。それでも、いくつかのポイントをおさえれば大きくは外しません。
チェックポイント
□日当たりの良い場所を選ぶ
□評判の良い学区を選ぶ
□治安の悪い地域は避ける
□夜間まで賑やかな繁華街は避ける
□工場の近くは臭い、排煙を確認
□交通量の多い場所は振動、騒音、粉塵などの程度を確認
□崖や斜面のそばは避ける
□河川は過去の氾濫などを確認
□海のそばでは高潮被害を確認
最近では災害も多くなっているので、できることならばハザードマップも確認したいところです。
参考 土地勘がない人こそ防災意識を持とう!
子どもがいる家庭ならば、学区優先が手っ取り早いし間違いがないです。
評判の良い学区の住民は規律正しく、街並みもきれいに保たれていることが多いです。ゴミ集積所などもきちんと管理されていて、地域活動も盛んです。経験則ですが、意外と真理なんですよ。
仮住まいでも満足できる住宅を!
キッチンやお風呂、日当たりの不満はじわじわくる…。
転勤先に住む年数は人それぞれでしょう。それでも、長くて3年から4年程度でしょうか。
だから、今の住まいに不満があっても「そのうち引越すから」と我慢していることが多いですよね。
実際問題、私も今のキッチンに不満ばかりです。確実に前の住まいにいた時よりも、夕飯のおかず2品くらい減っています。
仮の住まいといっても、やはり自宅は暮らしの本丸です。子どもが小さかったり、専業主婦だったりすれば家で過ごす時間の割合は大きなもの。ちょっとくらいならまだしも、不満だらけの住まいでは心身ともにマイナスの影響が出かねません。
見知らぬ土地の住まい探しは苦労がつきものです。家族の数に合わせた広さがあって、健康的で過ごしやすい住宅はどうやって探すのか。一戸建てとマンションに分けて、家選びのコツをご紹介します。
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一戸建て住宅の場合
安全性、忘れがちだけど大事!
一戸建て住宅ですと、まず中古物件から選ぶことになります。
耐震性
選ぶポイントとしては、地震に強い建物かどうかをチェックすること。耐震性を確認するには、新耐震基準が導入された1981年以降の物件かどうかに注目しましょう。もしそれ以前の建物であっても、耐震補強工事を施していれば候補に入れてもよいでしょう。
ガス・水道
県庁所在地ばかりを渡り歩いている人ならば、関係ないかもしれません。地方の場合です。
公設下水道や都市ガスの普及率は都市に劣ります。転勤族あるあるですが、地域ごとに料金の差が激しい! 都市ガスの地域からプロパンガスの土地に来た時は、落差に愕然とします。料金の高さだけでなく、定期的にボンベを取り替えなければならない煩雑さもあります。震災で都市ガスが止まっても、プロパンは変わらず使い続けられたという良い面もあります。
それでも、もっと安くできるにこしたことはありません。電力自由化についで、ガス自由化も始まっています。詳しくは経済産業省、資源エネルギー庁のサイトをご覧ください。新天地でサービスが利用できるのならば、自分の家庭にあったガス会社を選ぶのも一つの方法です。
一般的に、電話や交通費など支払いをまとめるほど、割引金額が増えます。口座の残金や引き落としの確認も一回で済むので地味に楽です。自由化後の業者乱立も落ちついた頃です。戸建ての場合ですと、電力会社でまとめた方が割引やキャンペーンが受けられメリットが大きいかも。
そもそも、地方だと対象外のことがあるので残念なのですが…。自分の住む地域がサービス対象ならば、料金シミュレーションをしてみてください。
そこまではちょっと…という人は、ガス警報器の見直しだけでも変わりますよ。
人気 ガス警報器って、そもそも必要?
建物の構造
建物の造りも快適さに影響します。
屋根に断熱材が敷かれておらず、塗装で断熱効果のあるものを使っていない場合。暑いです。特に北から南への移動となると、初年度の夏は体に堪えます。
防犯
防犯面も忘れずに。社宅とちがい、日中留守にしていれば空き巣に狙われやすくなります。近所の方と顔見知りになっておくのが一番の防犯です。
そして、戸締りがしっかりできるかどうかを確認しましょう。必要があれば、自分で防犯グッズなどを設置するくらいの心構えで。
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マンションの場合
部屋の位置によって、騒音の伝わり方がちがうよ。
耐震性
地震に強い建物かどうか、一戸建てと同様に確認を。
ただし、一階が駐車場で2階以上を多くの柱脚で支えているような構造の建物の場合は、地震が多い地域でないか確認してから検討した方が安心です。
日当たり
昼間でも照明を付けなければならない家は避けます。
ひんやりして冬は底冷えします。なにより、気分が落ち込みます。日照時間の少ない日本海側では特にそうです。
参考 引越しで環境が変わって、うつっぽくなったら?
南側に日当たりを妨げるような建物がないかどうか。上層階の方が日照時間は長くなります。
ベランダ
これは個人差があるでしょう。部屋干し派なら、とばしてください。
洗濯ものを外干ししたいなら、ベランダがある方が望ましいです。お日様にあてることで日光消毒にもなります。何より気持ちがいい。浴室乾燥があればいいと思いがちですが、家族持ちでは使い物になりません。前のマンションで設置されていたのですが、一日運転しても乾ききらず…。補助的なものと考えた方がいいです。
我が家の場合、ベランダで失敗しました。広いルーフバルコニーでした。一見おしゃれです。マンションの広告なんかで、よく見かけますよね。ソファーやテーブルをおいてパーティーができそうな、あのスペース。夕闇を眺めながらくつろぎのひとときを…。なんて、実際ムリ!
向かいのマンションからの視線も気になります。家具を雨風にさらしておくこともできません。まあ、プランターや水連鉢は好きなだけ置けたので、それは良かったです。
一番の問題は暑さ!何の遮熱加工もされておらず、真夏の強い日差しで照り返しがキツイ。ルーフバルコニー側の窓付近の温度は38度とか軽くいきましたから。当然、夏のエアコンはフル稼働。電気代も痛いですが、冷房でだるくなるのが辛かったですね。
騒音
壁やコンクリートの厚さがある方が、騒音対策にはなるでしょう。
それでも、マンションの場合、どうやっても完全に物音を遮断することはできません。お隣や上の階からの騒音は構造上、伝わってきます。
また、同じ階が廊下でつながっているところが多いですよね。そうなると、部屋の前を人が行き来することになります。生活時間帯が異なる人が同じ階に住んでいると、ちょっと問題です。ヒールの女性などであれば、静まり返った夜中にカツカツと音が響きます。
可能であれば、住人の層がどんなものかも情報が仕入れられればハズレを引く確率は下げられます。
結露
気密性の高い建物では、油断すると結露が生じます。
冬になると、ガラス窓にはびっしりと露が付着することに。部屋の方角によっては、壁や押入れの中まで濡れてしまうことも。我が家でもあちこちの社宅やマンションで、結露に悩まされました。そのまま放っておけばカビも生えます。押入れの中にしまっているものまで台無しになりかねません。
覚えておきたいのは、結露しやすい部屋。マンションなら両脇の部屋です。外気に接する面が広くなるので結露もひどくなりがち。
結露する部屋に決めてしまったのならば、こまめな換気を! 前回のマンションの管理会社に、そう怒られました…。
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