身近な人が転勤や転校することになって、何をプレゼントしたらよいか悩みますね。
現役転勤族の立場から、もらってうれしいものを1000円~3000円で選んでみました。
ちなみに、引越し直前の「生花」はNG! 理由は記事の後半で。
転勤する人へのプレゼント選びどうしてます?
転勤や転校でお別れすることになった人に、今までの感謝を込めて贈り物をすることがありますよね。贈る相手の好みに合わせて喜ばれるものをとなると、なかなか悩ましいものです。
相手のことを考えるほど、どんなものにしたら迷いあぐねてしまいます。悩んだ末に、結局は無難なギフトに落ち着きがち。でも、それが正解なんです。
男性ならちょっとハイブランドの小物がもらってうれしいようです。ペンやキーケース、カードケース、名刺入れなどは実用性もあって実際に使いやすいです。こだわりのある洒落た文房具なんかもいいですね。
女性ならバスグッズやフレグランスをセンス良くセットにしたものも喜ばれます。消費してしまえるものが、後々処分に悩まなくて済むのでありがたいです。
大人の場合は個人の好みを聞けるならば、それを尊重するのが一番外しません。奇をてらったものよりも、センスの良いものを。そして、自分で買うのにはちょっとためらわれるようなワンランク上のものがベストです。
高いものをというのではなく、同じ予算内で良いものをということです。
ただし、上司や目上の方に向けての品ならばマナーの点でご注意を。自信がなければ百貨店のスタッフに相談するのが間違いありません。
良かれと思って選んだ品がマナー違反という事態を避けられます。先に挙げたペンやハンカチも、目上の人には失礼にあたります。その場では何も言われなくても、常識を疑われてしまうかもしれませんよ。
子どもの場合では物より手紙が一番うれしいし、転校してもずっと大切にするはずです。今の学校や友達のことが思い出せます。
時間があるならフォトブックがおすすめ!
転勤や引越しまで、半月くらい余裕があるならフォトブックがおすすめ!
いっしょに撮った写真や、職場や学校の様子、思い出の場所などをまとめたフォトブック。
安くてスマホだけでつくることができるのに、インパクト大。その人のためにつくった特別感もあるから、個人的にかなりおすすめです。
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プレゼントしてくれる気持ちはありがたい、けれど!
忙しい中大事な時間とお金を使ってプレゼントを選んでくださるのは、本当にありがたいことです。店を巡って品定めをして、ラッピングやメッセージカードをつけてとなると一苦労です。
そんなに手間をかけてもらった贈り物に、文句をつけるのは大変心苦しいです。それでも言わせてください。やっぱりもらって困るものもあるんです。
・趣味の合わない食器類
お菓子ならば食べ、消耗品ならば使ってしまえばなくなります。
ですが、自分の家とは趣味嗜好のちがうインテリアは扱いに困ります。高価でも主張の強い民芸品は部屋の雰囲気から浮いてしまいますよね…。
わがままと思われるかもしれませんが、好みは人それぞれです。プレゼントを贈るなら、無難な線を狙った方が喜ばれる確率は高まります。
内示が出てから引っ越し当日まではやること一杯
業種にもよりますが、転勤の内示が出てから辞令まで1ヵ月、短いところでは2週間という人もいました。
夫は引継ぎやら送別会やら、送別会やら送別会…。帰ってくるのは深夜で、引っ越しの作業や手続きは奥さん任せというケースが私の周囲では多かったです。
引っ越し業者の選定から荷造り、物件探し、各種行政手続き、転校の手配などなど。やることが山ほどあるのに決まらないことも多く、焦る日々です。
転勤する側からのプレゼント
お世話になった人へ、転勤するこちら側から贈る品物の準備もあります。
職場や友人、学校への品については、前々から目星をつけておいて直前にラッピングやのしをつけてもらう手はずを整えます。社宅などであれば数も必要になるので、日持ちのするものに決め早めに購入しておきます。
幼稚園や学校では転校生のプレゼント禁止のところもあります。土地によってさまざまですが、私個人の感覚では近年禁止する傾向にあるように思えます。
園や学校で許可が下りれば、人数分のプレゼントを手配してラッピングします。鉛筆やノートなどの文房具が好みも選ばず便利です。ただし、キャラクターなどは男女で好みが分かれるので学年が上がるほど選択が難しくなります。男女別に分ける場合もあります。
同じクラスにほかにも転校する人がいるのならば、お互いに打ち合わせするのがあとあと気まずい思いをしません。
直前にいただくとお返しが二度手間になってしまう
こうして何とか贈り物関係が片付いたと胸をなでおろしていると、夫や子供が思いもよらぬところからプレゼントをいただいたりするのです。
それも、手のかかったものや高価なものであるほど、ありがたい反面「お返しはどうしよう!」と冷や汗が出ます。
引っ越し先についてから用意すればいいじゃないかと思うかもしれません。実際に引っ越しした人ならば分かってもらえるのですが、直後はカオスです。何がどこにあるのか探し出すので一苦労。電気ガス水道、テレビにネット、役所への届け出、ゴミ収集の確認と一通り済ませなければ生活もままなりません。
そうこうしているうちに、お礼のタイミングを逃してしまい礼を欠くことになってしまいます。だからこそ、引っ越し直前にいただくプレゼントは困ってしまうというのが本音です。
これだけは止めてください!ちがう涙が出るプレゼント
今までの経験や聞いた話から、確実にもらって困るプレゼントがあります。それは生花です。
送別会などでつきものの花束ですが、直前になっていただくと扱いに非常に困ってしまいます。
引っ越し日に合わせて、最終ごみの収集日がいつかを計算して生活しています。持っていくわけにもいきません。
これが引っ越し当日ならもっと悲惨です。
せっかくならば、保存のきく持ち運びのしやすいプリザーブドフラワーなんかですと素直に嬉しいです。ハーバリウムは流行りましたが、割れ物かつ液体なので微妙かな…。
あくまで私個人の感想ですが、見送ってくれる気持ちだけで大変ありがたいです。物はごく最小限で。移動の乗り物の中で食べられるちょっとしたお菓子というのもいいですね。もうしばらくは食べられない、その土地の名物もありがたいです。
できることならば落ち着いたころに手紙の一通でももらえたら、それが一番かもしれません。