学習教材を探すものの、たくさんあり過ぎて困りますよね。
✅塾に行かずに、家庭学習だけですませたい
✅あまりお金をかけずに平均以上の成績は維持したい
✅習い事もあるので時間もかけたくない
こんなワガママな条件のなかで、小学1年生から小学6年生の現在までやってきました。世間で人気のものでもいまひとつの教材、反対に知名度はないのに確実に成績に反映されたものもありました。
あう合わないはお子さんにもよりますが、実際に使っていた経験からそれぞれのメリットとデメリットを簡単に記録しておきます。
基本に忠実「ポピー」
授業をしっかり理解させたい家庭向け。
実際の教材が届いて分かったのが、授業の進み具合とのぴったり合っていること。
授業でやる前に、ざっと予習しておけば学校では余裕をもって授業に臨めます。教科書にそっているので、宿題やテストもラクラクこなせるようになります。
ただ、うちでは結局続けませんでした。教材自体はよくできています。なぜなら、どちらかというと授業に重きをおかないから。学校のテストでだけ点数がよくても、校外の実力テストがさっぱり…という事態は避けたいなと。ここはご家庭の方針によると思います。
結論:
コスパも抜群、お受験しないのであればポピーで足りる
塾の授業が家庭で「スタディサプリ」
多くの人に支持されるだけあって、コスパ最高
連日、テレビCMが流れている「スタディサプリ」。実は、小学生コースも小4からあるのです。
「スタディサプリ」とは、一流の先生による1回15分の映像授業。リクルートの運営です。受け身で動画を見るだけでなく、確認ドリルと合わせて効率よく勉強できます。
先取り学習はもちろん、苦手な部分は学年をさかのぼって復習できる自由度の高さ。自宅で好きな時間に取り組むことで学習リズムも身につきます。
わが家では小学4年から小学6年生になる現在まで、ずーっと続けています。おそらく、高校3年まで続けるでしょう。月2000円弱で、実力は講師の授業が受け放題。
休校中に既存の学習塾が、次々とオンライン授業を始めました。ですが、そのレベルは残念なものもちらほら…。だったら、最初からスタディサプリをやっておきましょう。
もちろん、スタディサプリが万能ではありません。
実際にうちの子だって、慣れてくると動画だけ流して落書きしてサボっていることも。一方的に授業を見るだけ、受け身なので、分からない部分は親が教えるなりしなければなりません。
それでも、とりあえず何か一つやっておくならスタディサプリをおすすめします。
結論:
塾レベルの教材を望むならスタディサプリ
苦手な算数を得意に「RISU算数」
合う子には合う、魔法の教材
ポピー、スタディサプリは知っていても、RISU算数をご存知の方はそうはいないのでは。かくいう私も、昨年まで存在を知りませんでした。算数特化のタブレット教材なんです。
正直、万人に無条件におすすめはできません。算数「だけ」ですし、月謝も固定ではないところがいくぶん抵抗があります。
ですが、ハマる子にはがっしりハマって効果がでることまちがいなし。
半信半疑で半年取り組んだ結果、子どもの算数の苦手意識がなくなりました。算数の授業すら嫌がっていたのに、最近では得意とまではいっていませんがちょっと自信がついたようです。理系に興味を示すような発言もでてきました。
RISU算数の特徴的は、実力にあわせた問題が自動で出題されること。まちがえた部分は、数時間後に丁寧な解説動画が送られフォローがあります。
この動画に登場するのが、現役東大生や早稲田の学生さん。親に頭ごなしに言われるよりも、年の近いお兄さんお姉さんにアドバイスしてもらえるとあって子どもが喜びます。
親として気に入っているのが、年齢や学年で仕切られていない「無学年制」ということ。
スタディサプリのように、背伸びして先取り学習もできます。そして、つまずいている部分が今の学年よりも下だとしてもさかのぼることもできるのです。
AIで采配される問題も、過去にまちがえた問題が時間を空けて出題されるそうです。忘却理論ってやつですね。忘れたころに復習で、記憶への定着を図るというもの。
算数に苦手意識をもっているのならば、小学生のうちにRISUで分からない単元をつぶしておくのがいいと思います。
うちの子も、5年生の時に始めましたが、4年生でつまずいていた部分をしっかりと総復習しました。結果、成績が上がりました。
RISUで気になるのが、料金体系です。月あたりの基本料金は税別で2,480円です。ただし、子どもがノリノリで進めていくと、月あたりの使用料が上乗せされます。とはいえ、上限は決まっているのでさほど心配する必要はありません。
結論:
算数を得意にしたいならRISU算数
効果があった学習教材まとめ
目的とお子さんのタイプによって、ベストな学習教材は変わります。相性のよいものを見つけてあげられるといいですね。