せっかくならば、たくさんのアトラクションを回りたいので、効率よい回り方を調べたい。
こんな方向けの記事です。
長崎在住のワタベが、実際に行ってみて分かったコツなどをふまえガイドブックに掲載されていないことをお伝えします。
長いですので、気になるアトラクションだけでも目次からご覧になってください。企画展や料金などは変わることがありますのでご了承ください。
アトラクションによっては、身長制限があったり、そもそも内容が子供向けじゃないものも!事前にチェックしておこう。
事前に下調べしないで行くと、どこに行ったらいいか迷いがち
年パスをもってちょくちょく行けるリピーターならば、広い園内のお花を愛でながらのんびり散歩するのもいいでしょう。ですが、新幹線や飛行機で遠路はるばる足を運ぶのならば、一度の旅でできるだけたくさんのアトラクションやイベントを満喫したいですよね。
ましてや、お子さん連れで行くとなれば事前準備は万全にしていきたいもの。人気のアトラクションと聞いて長い列に並んだのに、身長制限で乗れなかったり怖がり過ぎて拒否されたり…。子どもが小さいうちはよくあることです。そうこうしているうちに、時間だけが過ぎたいしてめぼしいものにも乗れず、遊んだものといえば近所にもあるような遊具くらいなんて笑えません。
行列ができていても、並ぶかどうか判断できない
特に、ハウステンボスは広いです。加えて、地面はヨーロッパを意識した石畳。何も考えずに無計画に回っていれば、すぐに歩き疲れてしまいます。雰囲気のある街並みや季節のお花を愛でるだけで満足できるのは、大人だけです。
悪いことは言いません。お子さんの年齢に応じて、「必ず行きたいアトラクション」「余裕があれば行きたいアトラクション」をエリアごとにピックアップして、大まかなコースを決めましょう。
例えば、午前にアドベンチャーパークで思い切り体を動かしたら、クルーザーでドムトールンに移動し展望台に上って景色を眺めたらランチで休憩。午後からはVRやスリラータウンでお目当てのアトラクションを楽しんで、歌劇やシアターで座って休憩がてら鑑賞します。暗くなってきたら、軽くイルミネーションを眺めて帰路につく…。
子どもの年齢によって、できるアトラクションは変わる
小学生中学年くらいからなら、ガッツリ遊べます。未就園児ならば、制限で利用できないものもありますし、体力も考えてあげなければならないのでもう少しのんびりペースの方がいいですね。
公式サイトでモデルコースが紹介されていますが、混雑時のことを考えてかずいぶんゆったりめに組まれています。実際はあと数カ所いけるでしょう。とは言え、VR-KINGなどは中待合での時間がかかったり、レールコースターでは器具の装着や移動で想像以上に時間が取られたりします。
以下で、それぞれのアトラクションの内容や注意事項、お子さんへのおすすめ度などを、独断でまとめています。るるぶやまっぷるを見ても、概要はわかるのですが細かいところまでは記載されていません。自分が「こんな情報が欲しかった」というポイントを書いています。参考になればうれしいです。
※各アトラクションについてもっとくわしく、別の記事に記載してあります。
混雑時の攻略法もまとめているので、あわせてご覧ください。
【2018】初めてのハウステンボス!一日で回れるアトラクションはいくつ?
ハウステンボスアトラクション概要&おすすめ紹介
個人的に感じた子どものへのおすすめ度を★3段階で評価しています。小学生におすすめのアトラクションには小学生向きを付けています。
ただし、体重制限があるものは各自によります。体重制限で重い方は90キロ未満などですのでひっかからないですが、体重が軽すぎると小さい子はダメなものもあります。各自ご確認を。
アドベンチャーパーク
子どもが体を使ってのびのび遊べるエリア
晴れの日はココをメインに!
「恐竜の森」
アドベンチャーパークのあたりで目立つのが、ここの恐竜です。口を開けてミストを吹いているので迫力がありますが、アトラクション自体は地味です。タブレットを使ってQRコードを探していくというゲームなのですが、恐竜自体が動き回るわけでもないので拍子抜けするかも…。
小学生向き「シューティングスター★★★」
せっかくならハウステンボスならでは、というアトラクションを体験していってください。大人も子供も理屈いらずで気分爽快。高所恐怖症の人はちょっとスタートの高台が怖いかもしれませんが、それほどスピードも速くありません。自転車で走るくらいでしょうか。
小学生の子どもでも怖がることなく、1人でできていました。人気があるので、朝一番に行った方が待たずにすみます。
注意事項体験までの流れは別記事に詳しく書いています。
【シューティングスターは怖い?】ハウステンボス人気アトラクション感想
小学生向き「天空の城★★★」
言ってしまえば単なるアスレチックです。ですが、高さが3メートル、6メートル、9メートルと3種類あり、一番低いものでもかなり難易度が高いです。しょせん子ども向けだろうと高をくくっていたら、親の私が途中で動けなくなりました。何とか挽回し、最後までリタイアせずにゴールできはしましたが、服装や靴は動けるものでないと厳しいです。
安全のための装備はするので落ちたり怪我をしたりすることはないですが、お子さんによっては途中で怖くなってしまうかも。後ろから元気な集団が追いついてくると、大きく揺れることもあります。お子さんができるかどうか微妙なときは、ちょっとほかの人のやっている様子を見せてから決めさせた方がいいかもしれません。
受付はアドベンチャーパークの中です。誓約書にサインし、無料のロッカーに荷物を預け、安全器具をつけてもらっていざ挑戦。親が離れたところから見ていることもできます。
小学生向き「The Maze(ザ・メイズ) ★★」
巨大迷路です。全国各地に似たようなものはありますが、ハウステンボスのものは5階建てというところが他とはちがう点。それだけに、難易度も増しましです。階段を何度も上ったり下りたり。狭いすき間をすり抜けもし、結構な運動量です。
あちこちに、離脱ポイントがあるので脱出できなくても何とかはなります。ですが、子どもは絶対にクリアするとがんばりがち。親も付き合うハメになるので、挑戦するなら覚悟を決めましょう。
「どうぶつトロッコ・ふわふわランド・チャイルドカート」
わざわざハウステンボスまで行って、乗るほどの価値があるかなと。地方の古めの遊園地のような、ゾーンです。上の兄弟がシューティングスターをやっているときに、下の子を遊ばせながら待つにはちょうどいいです。場所的にも近いですし。
小学生向き「天空レールコースター疾風★★★」
入国してすぐ、自転車レンタルのそばにある新しいアトラクションです。つねに混んでいるので、朝一番、もしくは空いているときに即並びましょう。見た目は怖そうですが、小学生の子どもも臆することなく挑戦していました。
安全装置とベルトに乗っかる感じです。ブランコに乗ったまま、早いスピードで森の中を左右に揺さぶられながら滑っていく感覚ですね。枝にぶつかりそうになるのが怖いとうちの子は話していました。乗っている時間自体はあっという間ですが、並んで待つ時間が長いです。体重制限や服装の制限があります。サンダル、クロックス、スカートではできません。
荷物は受付後、無料のロッカーに預けるので心配ありません。雨の後などは、レールから機械油が落ちてくることがあるそうです。汚れて困る服ならば、雨天時はやめておいた方がいいです。
注意事項体験までの流れは別記事に詳しく書いています。
【天空レールコースター疾風・攻略】ハウステンボス人気アトラクション待ち時間
アトラクションタウン
VR装着アトラクションは、酔う子どもも。
無理せず、シアターや迷路、トリックアートなどでも遊べます。
「VRの館★★」
ハウステンボスというとVRが有名な気がしますが、子ども連れにとってはそれほど魅力を感じないというのがホントのところです。人によっては車酔いのような症状がでますし、わざわざ旅先でまでゲームの延長のようなものばかりさせるのも気が引けます。そして、夏場は暑いです。蒸れます。
この施設にもいくつかVR体験ものがあるのですが、正直無料のものは並んでまでやるほどの価値があるかは疑問です。ただし、有料の「ウルトラ逆バンジー」は迫力満点で子どもも満足していました。シート連動なのでリアルだそうです。
2018年は紙マスクが有料で買わされましたが、2019年では無料配布になっていました。必要な各施設でも同様となっていました。これは英断ですね。毎回小銭を用意するのは地味に面倒くさかった…。
小学生向き「バハムートディスコ★★★」
数あるVR系で、子どもにもやらせたいのがこの「バハムートディスコ」です。何といっても、あの重くて邪魔くさいヘッドマウントディスプレイが必要ないのです。未就園児でも制限はありません。しかも家族みんながいっしょに遊べるという、親子連れにとってはまたとないアトラクション。各ブースに分かれるので、小さな子がちょこまかしていても危なくないのもおすすめポイント。
コントローラーが重いので、小さなお子さんは親がいっしょに持ってあげて遊ぶほうがいいかもしれません。最後にそれぞれの順位が出るので、家族で競って盛り上がりましょう。15分程度です。
注意事項体験までの流れは別記事に詳しく書いています。
【ハウステンボスアトラクション】バハムートディスコは年齢関係なく楽しめる!
小学生向き「VR-KING(ブイアールキング)★★」
身長130センチ以上の制限があります!
ジェットコースター系ですが、実際にスピードを出して動くわけではないので小学生でも問題なく乗車できます。絶叫系が苦手なら、落ちるシーンなどは怖いかもしれません。お子さんが不安そうなら、「怖くなったら途中で目をつぶっていたら大丈夫だよ」と教えてあげましょう。
外から見ると行列がなくて空いていそうでも、中にたくさん人がいて待ち時間が長くなります。回転が悪いので、時間に余裕を見て利用した方が無難です。
注意事項体験までの流れは別記事に詳しく書いています。
【VR-KINGは怖い?】ハウステンボス人気アトラクションに乗った感想
小学生向き「ホライゾン・アドベンチャー・プラス★★★」
オランダに伝わる海のエピソードをもとにした、体感型のシアターです。涼しいですし、座って休みがてら鑑賞できます。実際に、私たちの隣のグループは休憩がてら入ったようですぐに寝てしましました。
ただし、普通のシアターではなく、雷が鳴ったり水があふれてきたりという仕組みがあります。寝ていた人たちはびっくりして声をあげていました。起きて鑑賞するぶんには、そこまで怖くはありません。未就園児でも内容が理解できます。15分程度です。
「MUSE HALL(ミューズホール)★」
好き嫌いが分かれるところです。華やかなものが好きな女の子ならば充実した1時間になるでしょう。小さなお子さんや男の子には厳しいかもしれません。開園してしまえば途中で退出はできませんし、騒げば迷惑になります。1時間(演目により30分などの場合も)じっと座っていられるかどうかによります。ホール内にはトイレもあります。クッションの貸し出しもあります。
内容は、想像の何倍も素敵で豪華でした。宝塚歌劇はCSの専門番組をときどき観るくらいで、実際に観劇しているのも地方公演くらいの自分です。詳しくはないので、あれこれ言うのもおこがましいのですが、ホールが小さい分近くて親近感があります。レビューもこの規模でこんなに気合が入っているなんて…と感動します。常連さんが多いのもうなずけます。
パーク内で劇団員の方を見かけもしますが、優雅で素敵です。得した気分。行けるならばぜひ観劇してください。個人的にはココとパレスハウステンボスだけ見られれば、あとは花を眺めるくらいで十分満足して帰れます。男性も毛嫌いせずに、ぜひ。堅苦しくなく、面白おかしく笑える場面もあります。キレイどころの娘役もたくさんでていますし。
小学生向き「ロボットの館★★」
さまざまなロボットが展示してあり、スマホで操作するボールや、顔で年齢を当ててくれるロボットで遊べます。去年は踊りまくるロボットや魚型ロボットがいたのですが、今年はいませんでした。ちょっとスカスカな感じで、寂しいかな。
子どもが乗って遊べるロボットもありますが、遊園地のコインゲーム的なものです。コインを入れると動くパンダ的な…。対戦といってもあまり期待しない方がいいかもしれません。
小学生向き「Kirara(キララ) ★★」
全然期待しないで入ったのですが、意外に映像がキレイでためになる内容でした。地球環境の大切を訴えかけるというテーマだそうですが、まあ細かな内容は小学校高学年くらいからでないと理解できないかもしれません。それでも、休憩がてら見るには時間も15分とちょうどいいです。
「恐竜ランド★」
わが家では利用していませんが、幼児向けの遊び場です。チームラボがやっているような、描いたぬり絵がスクリーンに登場し動き回るというもの。玉入れゲームもあり、小さい子も無理なく楽しめそうです。親が座って見ていられるのがポイント高いですね。
小学生向き「ショコラ伯爵の館★★」
チョコレートをテーマにしたミュージアムです。チョコレートモチーフの衣装を着て、自分たちで写真を撮れるのは記念になっていいです。チケットを購入すれば、蛇口からでるチョコレートドリンクを飲むこともできます。ちょっとしたクッキング的なものもあったりしますが、常設ではなかったような…。
なぜか寝室が開放されていましたが、何をどうしたらよいのかわからないまま…。いまひとつ楽しみ方が分からないスポットです。写真映えする箇所はいくつもあるので、女の子向きかな。
小学生向き「I.S.ラビリンス~光と音の迷路★★★」
新しいアトラクションです。300年後の宇宙空間をイメージした、光と音の演出が近未来っぽい迷路です。小学生でも5分もかからず脱出できましたが、鏡と光で難易度があがってなかなか簡単ではありません。とは言え、メイズとはちがって歩くだけなので疲れません。未就学児でも自分で出口を探せるので達成感を味わえます。
小学生向き「スーパートリックアート★★」
これも全国各地にあるようなトリックアートです。まあ、いろいろ写真を撮れるので、お好きな方はどうぞ。自然な写真にするためには位置や角度が重要なので、しっかり撮りたい人は腰を据えてベストショットを狙ってください。空いていることが多いので、恥ずかしがらずに思い切り表情をつくって撮影するといい仕上がりになります。
スリラーシティ
残酷な映像が含まれるものは、おすすめしません。
体感しながら遊べるゲーム要素のあるものの方が満足感あり。
「監禁病棟★」
昨年までは中待合室で、病院の悪徳経営を暴く映像を見せられた上で病院の中に入っていった記憶があります。待合室のあたりが消毒液の臭いがやけにリアルで恐怖をあおっていたのですが、それもなかったような…。
人件費削減のためか、勝手に入って出てくる仕様に変わっていました。人造人間をつくるために臓器を集めているという設定なのですが、それも事前の説明がないので入場する人には何のことやら。単なる不気味な病院という印象になるでしょうね。
公式では4歳以上推奨とされていますが、スタッフもいないので保護者の判断で自由です。ただし、刺激が強いので子どもに無理に入らせなくてもいいかもしれません。私は他のお客さんもいない中、1人で入って出てきました。大人は怖くないです。
小学生向き「サモナーバトル★★★」
VRで対決するアトラクションです。イメージとしてはかめはめ波を出し合って、チーム同士で対戦するという感じです。人数によっては知らない人たちと対戦するので少々恥ずかしいです。子どもはノリノリですが、大人はスタッフの人からどう見えているのだろうと余計なことを考えてしまい、今一つ集中できませんでした。それを言ってしまえば、VRものの大半はスタッフさんやギャラリーの視線が気になるかも…。
恥を忘れて思い切って世界観に入り込むのが、楽しむコツですね。8歳以上から可能で、時間は7分程度です。
小学生向き「デジタルホラーハウス★★★」
小学生のうちの子がスリラーシティで一番おもしろかったと評価していたのが、このデジタルホラーハウスです。ゾンビが徘徊する研究所から博士を救出し、脱出するというミッションに挑戦します。タブレットを1人1台持ち、攻撃したり謎を解いたりと自分たちで実際に動き回りながらゴールを目指します。
チームプレイが必要な部分もあり、いっしょにプレイした人たちと盛り上がれます。最後の方も驚かせる仕掛けもあって、ドキドキさせられます。達成感もあり、強くおすすめします。
公式では4歳以上推奨となっていますが、謎解きなどちょっと難しいかもしれません。個人的には、小学3,4年くらいからじゃないと意味がわからないように思えます。時間は20分程度です。
小学生向き「Amazing Journey INFINITY(アメージングジャーニー インフィニティ)★★」
以前からある施設ですが、映像のソフトが新しいものに変わっています。世界旅行から、長崎の名所、ハウステンボスの美しい風景をさまざまな視点から見ることができます。
怖い要素は全くなく、眺めていて気分のよい映像です。疲れた時に休憩がてら入ってもいいでしょう。15分程度です。
「VR心霊百物語 廃病院」
VRの装置をかぶって体験するホラー系のアトラクションです。重いし暑いし、音が大きすぎて多少気分が悪くなりました。子どもには刺激が強いですし、映像自体も酔うようなものです。内容的にも不快な要素があるので、お子さんにはあまりおすすめしません。15分程度です。
小学生向き「日本の怪談屋敷★★★」
これは昔ながらのお化け屋敷で、人形がメインでお子さんでも安心して入ることができます。ただ入って出てくるだけのものですが、お子さんのお化け屋敷デビューにはちょうどいいかも。5分で出られます。
「愛のホラーハウス★」
ガイドブックにはカップル推奨となっていますが、家族連れで問題ありません。怖いというより、暗いだけですね。空いているのはいいのですが、ほかのお客さんがいないとせっかくの仕掛けの意味がありません。あまり期待はなさらないように。3分ほどで出てこられます。
「VRホラーハウス」
VRの装置をかぶるタイプのアトラクションです。体験できるのは8差愛以上ですが、映像酔いや内容からして、あまりお子さんには積極的にはおすすめしません。10分程度です。
ハーバータウン
パレス ハウステンボスは行って欲しいなぁ。
季節ごとのお花の企画展示が見ごたえあります。
「ゲームミュージアム★」
ゲームが遊び放題!…という訳ではありません。2階に何台か、20年以上前のゲームの筐体が置いてあります。そのうちの数台が自由に遊べるだけです。「ぷよぷよ」や「ボンバーマン」など何とも懐かしいタイトルですが、いかんせん状態が悪いです。故障しているものがそのままです。なぜか囲碁将棋も置かれています。
1階にはミュージアムというだけあって、家庭用ゲーム機のハードが展示してあります。懐かしいっちゃなつかしいのですが、興味のない人にはつまらない限りでしょう。あとは、普通の有料のゲームセンターです。わざわざパスポート代を払って、どこにでもあるような別料金のゲームセンターで遊ぶ必要性はないかと。
子どもは離れなくなるかもしれないので、ゲーム好きのお子さん連れなら最初から近寄らない方が平和かもしれません。
「ザ・バーチャル★」
VRの館の縮小版のようなところです。リズムゲーム、手裏剣投げゲーム、F1ゲームが体験できます。ここでもVRのディスプレイを装着することになります。
リズムゲームは小学生でも無理なく遊べました。F1は家族全員参加でタイムを競ったのですが、大人2人がVR酔いで脱落しました。結果は免許のない子どもが1位、私が2位、実際に一番運転が上手い夫がビリとなっていました。車酔いしない人でも、VRは酔います。ご注意を。ハウステンボスのVRものの中で一番VR酔いしました。
「GO&GO スナイパーゲーム★」
10才以上からしか体験できません。よほど本格的だからかなと、ちょっと心配しながら入ったのですが拍子抜けです。おもちゃのガンからBB弾を撃って、紙の的に当てるだけです。
危なかったり残酷だったりという要素はないので、お子さんでも問題なく利用できます。
「ポルセルインミュージアム★」
有田焼や古伊万里など日本の陶器はもちろん、ヨーロッパの貴族文化の中で寵愛を受けたきらびやかな陶器の数々が展示されています。
3000点の作品が飾られた「磁気の間」は、ゴージャスな異空間。お子さんはそれほど興味を示さないかもしれませんが、日本の磁器の歴史をさらっと学べます。せっかくなので見ておきましょう。
小学生向き「パレスハウステンボス★★」
好き嫌いが分かれますね。女の子でプリンセスにあこがれるようなタイプならば、ここだけで2時間くらい過ごせます。お花の展示なども季節ごとに開催されていて、SNS映えするような写真が至るところで撮れます。
お茶を飲めるスペースもあり、ゆったりと過ごせます。この時は「ミュシャ展」が催されていました。展示品の数も多く、日本初公開の作品もありまさに眼福でした。パスポートとは別に入場料はかかるのですが、300円程度でそれ以上の価値はありました。
中に入りたいというほどではなくても、パレスハウステンボスに向かうまでの道沿いも雰囲気があって素敵です。初夏ならば紫陽花で一面に埋め尽くされていて、運がよければ馬車に遭遇したり…。前庭もバラ園があり、散策するだけで優雅な気持ちになれます。
タワーシティ
高いところにはとりあえず登っておきたい!
小学生向き「ドムトールン展望室★★★」
ハウステンボスのランドマーク的存在が、ドムトールン。てっぺんまでは105メートルですが、展望台があるのは5階部分で地上から80メートルの位置です。それでも、ハウステンボスの街並みを一望できるので、とりあえず登っておきましょう。
アートガーデン
お花を愛でる場所かなー。
子どもが遊べるものは少ない。
「クレイジーハンマーキング★」
よくあるハンマーゲームですが、高さ20メートルの頂点に向かって光が走るので人目を引きます。台の上に登って、1人ずつハンマーを振り上げます。これが結構重いです。大人はまあ、女性でも持てます。お子さんの場合は、取り扱いに注意が必要な場合もあるかもしれません。
「ドームシューティング360★」
ドーム型スクリーンに映し出される敵を、会場にいる人全員で銃を撃ちまくりやっつけるというもの。VR装置をかぶらなくてよいのですが、天井を見ながらの姿勢です。夢中になると首が痛くなることも…。銃が振動するなどの演出がないので、撃ったり敵に当たったりの感覚がわかりません。正直中盤で飽きました。
ただ、VR装置も要らないし座ったままでもできるので、お子さんがやりたがったら付き合ってもいいでしょう。